推し投手 —— 2020巨人
僕が特に好きな巨人の投手3人について書きます。単純に今好きな投手です。
菅野智之 #18
今季11連勝中の神エース。例年よりもコントロールはあまりよくないが,強度みたいなのが上がっている気がする。
決めに行ける150前後の直球
菅野智之 150キロストレート🔥
— 13tanaka@様子見 (@13tanaka2) 2020年9月1日
今年の菅野は「安定して」150キロ前後を出す出力とそれを維持するメンタルが強い。 pic.twitter.com/gWIPEcYgsS
低めに決めればみのさんが取れるし,高めに行けば空振りが取れる
代名詞のスライダー
デカスラっぽいのとスラットっぽいのがある。
『8/25 巨人 × ヤクルト ~神宮~』
— おいコー🌟55▶️ (@Victory_Cyclone) 2020年8月25日
7回裏
✨菅野智之✨
エスコバーを見逃し三振に‼︎#神宮球場 #ジャイアンツ #giants #菅野智之 pic.twitter.com/oBqcPVMSV5
ストライクからボールへ逃すのはもちろん,ボールからストライクを入れたりもできる(インドアスラットみのさん大好き)
決め球にできるスプリット
菅野智之 138キロフォーク
— 13tanaka@様子見 (@13tanaka2) 2020年9月15日
手を出したくなる高さからベース板の手前で鋭く落ちるフォーク
昨日は2アウトから狙って三振を奪う場面が多く、阪神打線の流れを上手く断ち切っていた pic.twitter.com/Mu7dWbVU9L
ルーキーイヤーは結構使ってて,数年前にあんま投げなくなって,また投げ出した気がする。ほとんど浮かないし,よく落ちる。(ゾーン内で落とすカウント球とボールに落とす決め球で使い分けてるっぽい)
たまに投げる強度のあるカーブ
菅野智之 STRONG Curve .......and Sword⚔️ pic.twitter.com/6XetS2yhiH
— 13tanaka@様子見 (@13tanaka2) 2020年9月15日
(地味にめっちゃ好きだからもっと投げて欲しい気もしちゃうけど……)
と,球種の質の高さはもちろん,毎年成長し続けているところとか,ピンチでの立ち振る舞いとかそういうメンタリティ的なところも好き。
投げ終わりもカッコ良くて写真映えするよね(新フォームの初めの方はキモいとか言ってごめんなさい)
中川皓太 #41
防御率0点代の中継ぎエース左腕。
サイドから150近く出る力のあるストレート
中川皓太 148キロストレート
— 13tanaka@様子見 (@13tanaka2) 2020年9月20日
今年の中川はストレートの球速が前年より平均1キロ上がっており、威力が増したことで押したい場面で押せる球になっている。 pic.twitter.com/JA7RiKAQRn
やっぱ出力の高いストレートはなんだかんだ最高
代名詞のスライダー
中川皓太 Filthy 127キロスライダー😵
— 13tanaka@様子見 (@13tanaka2) 2020年9月7日
アウトコースに行くように見える軌道から、ストローを折るようにキレよく曲がったキモいスライダー pic.twitter.com/vQYLJtfjih
昔は決め球に困ってた印象だけど,サイドスローにしてからこの球のキレも曲がりも良くなって代名詞にになった。
空振りも取れるツーシーム
『6/30 巨人 × DeNA 〜東京ドーム〜』
— おいコー🌟55▶️ (@Victory_Cyclone) 2020年6月30日
8回表
✨中川皓太✨
ソトを空振り三振に‼︎#東京ドーム #ジャイアンツ #giants #中川皓太 pic.twitter.com/GpXQyuLvBA
これも地味にめっちゃ好き。高梨とかもだけど,ツーシームがあるおかげで左右関係なくほぼ完璧に封じ込めている印象。
昔は気弱そうな顔をしてた気がするけど,最近は打者を見下すくらいの気迫も感じて大好き。
大竹寛 #17
37歳ながら安心して見ていられるリリーバー。先発時代のn倍安定感がある。
空振りも取れる代名詞のシュート 手元でピュッと曲がる感じ?インローできれいに空振りとるのが好き。
真逆に曲がるスライダー シュートと組み合わせることで効果千倍。
大竹寛 147キロツーシーム&133キロスライダー
— 13tanaka@様子見 (@13tanaka2) 2020年9月15日
インローに沈むツーシームと、その逆に曲げるスライダー
今年の大竹はツーシームとスライダーで「対」を作るのが去年から更に上手くなっている。 pic.twitter.com/fAByPl3DdR
この組み合わせがめちゃめちゃいい。左右問わずこの組み合わせで抑えられるし投げ間違いも少ないので,ピンチでもわりと安心して見てられる。クビ候補から中継ぎとして復活したのもポイント高い。
終わりに
もちろん,これ以外の投手も好きなんですが,特に今好きな3人について書きました。やっぱツーシーム+スライダーの組み合わせと気迫のある感じの投手が好きみたいです。
マイナポイントで読み取りエラーが出る際はアプリの権限を......
感想 —— てのひらの宇宙
最近,SFアンソロジーをちょこちょこ読んでいるでいる。『星雲賞短篇傑作編 てのひらの宇宙』を読み始めたら,当たり作多めな気配を感じたので感想をざっと綴ることにした。
フル・ネルソン —— 筒井康隆
記念すべき第一回受賞作。訳がわからないけどなんか面白い気がする感じの作品。わからないけど面白いと言うのは,サイバーパンクにありがちな方面の話ではなく,もっと実験的と言うか誰が読んでも作者さえもわからないみたいな感じ。
白壁の文字は夕陽に映える —— 荒巻義雄
精神医学系と言われるようなジャンルのSF。そもそもが好きな題材であるし,途中から伝奇的な要素も混じってくるのが非常に良い。『パプリカ』とか好きな人は好きかな? 50年近く前に書かれ,ググってもあんま情報・感想が出てこない作品ではあるが1度読んで欲しいなと思える。
ヴォミーサ —— 小松左京
ミステリSF的な話。個人的にはどんでん返し度がそこそこ高く面白かった。よくありそうな設定だけど意外と読んだことがないような……
言葉使い師 —— 神林長平
息の長い神林長平氏,『10年代傑作選』でもみたような……。言葉の力,みたいななんとなく幻想感のある二人称小説。
火星鉄道一九 —— 谷甲州
“リアル” な宇宙戦争もの。がんばるおっさんみたいなとこが本編かもしれない。
山の上の交響楽 —— 中井紀夫
伴名練さんも薦めていたような気がする作品。
音楽の話なんだけど,最後の方は視覚的な美しさもある。いわゆるSFっぽさはあんまりないけれど非現実な世界を通して現実世界を描くというのは本質的にSFっぽい。この人たちも自分たちと同じように悩むのだなみたいな。
恐竜ラウレンティスの幻視 —— 梶尾真治
—— はじめに言葉ありき
恐竜と知性がテーマ。知性は素晴らしいものなのか?っていう。
そばかすのフィギュア —— 菅浩江
SFオタクが好きそうな要素詰め合わせ的な感じらしい。
テーマとしては,ロボットと人間の関係と恋。軽く読みやすい話だけど好きですね。
くるぐる使い —— 大槻ケンヂ
不勉強なもので大槻ケンヂという名前に聞き覚えがなかったが,ロックミュージシャンの傍90年代にsfをいくつか書いていたらしい。
この作品はSFといっても伝奇ものというかホラーというかオカルトというかという感じで,割と個人的には好きな部類。
ダイエットの方程式 —— 草上仁
なんとなく内容の察せられる1タイトルだが,あんまり元ネタとは関係がない感じで面白かった。
インデペンデンス・デイ・イン・オオサカ —— 大原まりこ
『SFバカ本』のために書き下ろされた正真正銘のバカSF。大風呂敷・宇宙人,こういうの大好き。舞台が大阪なのもいい味だしてる。
ランキングをつけるなら —— 終わりに
- 白壁の文字は夕日に映える
- インデペンデンス・でイ・イン・オオサカ
- くるぐる使い
って感じかな。時代順に並んでいるアンソロジーなので,第一世代やっぱり面白いなーでも最近のも読みやすいし好きだなーみたいな楽しみもできてよかった。
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『冷たい方程式』を元にした方程式ものというジャンルがある。『冷たい方程式』自体はそれが表題の短篇集で読めるが,他の収録作は割と微妙。↩
つくりかけのプラモデル
一家に一台、つくりかけのプラモデル。